新型コロナウイルスの感染対策について


日頃より「リハビリスタジオてぃーだデイサービスセンター」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。当施設は、主に要介護高齢者を対象に日帰りで介護サービスを提供しておりますため、当施設では様々な感染対策を講じております。ご利用者、ご家族の皆様にご協力いただきますことも多々ございます。どうぞよろしくお願いします。

新型コロナウイルスに関する当施設の考え方


新型コロナウイルス感染症は、特にお年寄りや基礎疾患をお持ちの方にとって、リスクの高いものであると言われています。当施設は、要介護高齢者を対象にする施設であるため、当然リスクな高くなります。休業という選択肢もございましたが、令和2年4月に当施設の利用を控えている方々に対して、電話にて調査しましたところ、以下のような方が多数おられました。デイサービスを利用しないことによる影響が、かなり大きいことをスタッフ一同、痛感いたしました。そのため当施設では、感染対策をできる限り行った上で、運営を継続しております。

 

●閉じこもりによる認知症状の悪化

デイサービスを利用しないことにより、生活リズムが変わり、昼夜逆転した方がいました。また、コミュニケーションをまったくとらなくなったことにより、認知症状が悪化した方が多数おられました。

 

●”動かない”ことによる身体機能の悪化

デイサービスでは運動の時間がございます。特に当施設は、リハビリ(機能訓練)に特化してサポートをしておりますので、運動機会はかなりございます。しかし、長期間、休むことによって身体機能が悪化した方が多数おられます。立ち上がりが難しくなり、転倒して骨折した方もいます。杖や車椅子が必要になった方などもいます。お年寄りが2週間、寝たきりに近い状態で生活すると、通常に生活しているときに失われる筋肉量の7年分が、失われてしまうそうです。特に下肢(下半身)の筋肉は大きいですから、動かないとすぐに立ち上がりや歩行が困難になります。

 

●”人と会わない”ことによる精神状態の悪化

ただでさえコロナウイルスによる不安が大きくなっています。身近に家族がいれば良いですが、独居の方、高齢夫婦だけで暮らしている方が多数おられます。相談相手、話し相手がいないのは、つらいものです。長期化すると、精神状態が悪化するのも当然です。人と会って話すことがいかに大事かということを、このようなときに痛感します。

 

●生活状態の悪化

デイサービス利用中は、入浴、食事、トイレなどのサポートが受けられますが、それらがなくなったことによって「1ヶ月以上、入浴していない」「1ヶ月以上、外に出ていないリハビリパンツを自分で変えられない(衛生状態が悪い)」「しばらく食事をしっかりできていない」といった方々がいました。

 

また、デイサービスを利用しない期間、介助が必要な方々が訪問介護やショートステイなどの代替サービスを活用できれば良いですが、訪問介護事業所の多くが、人手が足りない状況です。既存の利用者だけで手一杯なところもたくさんあります。ショートステイは、特養などの入所施設が併設しているところが多く、新規利用者の受け入れを中止しているところが大半です。つまり、代替サービスがないため「介護難民化」している方が多数おられたのです。またそのために、ご家族が仕事を休んで同居し、介護しているという方も多数いらっしゃいました。介護離職(家族の介護をするために仕事を辞める)」のひきがねになるかもしれません。

 

このような方々にサポートが行き届くよう、施設の運営を継続しております。ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。当施設で行っております「感染対策」は、以下のようになります。

運営方法


当社ではデイサービスセンターを4箇所、運営しておりますが、いずれも一般的な施設よりもかなり広いことが特長です。介護保険法では、「利用者1人に対して3㎡」という決まりがございますが、当施設は「利用者1人に対して4.5〜6㎡」でご利用いただくことにより、「3密」な状態をできるだけ回避しております。

活動の様子はこちら→https://ameblo.jp/tida-konakadai/

 

リハビリスタジオてぃーだ真砂デイサービスセンター 

【全面積】約430㎡ 【食堂・機能訓練室の面積】240㎡(80名分の面積)【受け入れ人数】50名前後

リハビリスタジオてぃーだ小仲台デイサービスセンター

【全面積】約280㎡ 【食堂・機能訓練室の面積】165㎡(55名分の面積)【受け入れ人数】35名前後

リハビリスタジオてぃーだ千城台デイサービスセンター

【全面積】約380㎡ 【食堂・機能訓練室の面積】263㎡(88名分の面積)【受け入れ人数】45名前後

リハビリスタジオてぃーだ八千代高津デイサービスセンター

【全面積】約550㎡ 【食堂・機能訓練室の面積】298㎡(99名分の面積)【受け入れ人数】55名前後

スタッフの健康管理と感染対策


当施設で勤務するスタッフ全員に対して、毎朝、検温することを義務付けております。また、健康状態(咳など)がないかも確認し、記録することとしています。具体的には、以下のようになります。

 

●1日2回の検温 1)出勤時 2)12時 

 ※37度以上の場合の出勤停止

 ※検温結果、健康状態は記録

 ※同居家族が発熱した場合の出勤停止

●1日4回の「手洗い」、および「アルコールによる手指消毒」

●マスクの常時着用(スタッフはマスクをして勤務させていただきます)

館内の消毒および取り組み


デイサービス施設内では、感染対策のために以下のような取り組みをしております。

 

●常時館内の「換気」

●1日2回のアルコールによる「館内消毒」 1)昼食時 2)閉館時

□テーブル □イス □リハビリ機器 □ドアノブ等

●「オゾン発生器」、「二酸化塩素ゲル剤」の設置

●送迎車内の「換気」と「二酸化塩素ゲル剤」の設置

お客様へのお願い


新型コロナウイルスが感染する原因は、主に「飛沫感染」および「接触感染」と言われています。これらの予防につとめましょう。面倒なことも多々ございますが、ご協力をお願い申し上げます。

 

【飛沫感染】

感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。

【接触感染】

感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。そのため、ご利用中のお客様には、感染予防のため、以下のようなことをお願いしております。

①マスクの着用

昼食時を除いて、ご自宅を出てから送迎時、館内利用時は常時、マスクの着用をお願いします。マスクは「布マスク」「不織布マスク」どちらでも構いません。ご自宅でご用意ください。マスクのない方はご相談ください。

②送迎時の会話の注意

送迎車内は、とても「密」な状況になります。車内での会話はとても楽しいですが、コロナウイルス感染リスクがある期間は、会話は自粛していただくようにお願いします。(常時、窓を開けて走行します)



③1日2回の検温

来所時と昼食時に、検温させていただきます。体温が37度を超えている場合には、看護師の判断により、利用を中止していただくことがございます。

④1日2回の手洗い

来所時は、手洗いをお願いします。手を洗う際には、手のひらだけでなく、手の裏、指の間、手首も石鹸でしっかり洗っていただきます。


⑤1日4回の手指消毒

手洗いの他に1)来所時、2)昼食時、3)レッドコード等のリハビリ機器使用時、4)喫茶時の合計4回、アルコールによる手指消毒をお願いしております。ご理解ください。 

⑥上着のご準備

館内は常に換気しております。ご利用者の中には「肌寒い」という方も多くおられます。ご利用時には、カーディガンなど、着るのが容易な上着をご準備いただくようにお願いします。


これらの他に、テーブル上に透明ボードを設置したり、食事中の会話を自粛していただくなど、様々な協力をしていただいております。また、レクリエーションも皆様が集まって実施するものは中止し、屋外歩行などを強化しております。

ご家族・外部業者様へのお願い


外部業者におかれましても、感染対策におかれましても感染対策のため、入館はご遠慮いただいております。必要物品搬入時の受け渡しも、基本的に玄関でお願いしております。また、どうしても入館が必要な場合には、以下の点をお願いしております。ご協力をお願いします。

 

●マスクの着用

●検温(非接触型体温計による)

●手指消毒